ストーリー性があって引き込まれた!「クリムト展 」に行ってきました

10月14日に大盛況で幕を閉じたクリムト展。先週わたしも行ってきて、あまりにも感銘を受けたので感想を…!

そもそもクリムトって?

グスタフ・クリムト[1862年-1918年]

19世紀末から20世紀にまたいで活躍したウィーンを代表とする画家。女性の身体を中心にモチーフとし、率直な官能表現が特徴的。

初期は古典技術を基盤とした建築装飾画家として成功する。その後、個人的なスタイルへ移行し、そのエロティックな作風はさまざまな問題を引き起こし、批判もあったそうな。

けれどもクリムトは多くの富裕層の支援者を持つことに成功し、金箔を使って描いたセレブたちの注文肖像画「黄金時代」で大成功。というのがまぁ予備知識です。

その黄金時代の代表作品が「接吻」

ぶっちゃけわたしもこの作品しか知らなかった(笑)

私生活はというと、生涯独身だったけど、逢瀬を重ねる女性は多数存在し、14人の婚外子がいました。との説明がパネルに書かれておりました。

メンヘラ製造機…?絶倫?

とまぁなかなかすごいプライベートで驚きましたが、そんな背景があったことで作品に艶が出るのでしょう(無理やり納得する)

クリムトさんの写真を見て、第一印象。「思ってたんと違うぅぅぅ」よこっちょの髪の毛具合が電撃ネットワークの南部さんかと思った。(爆)

南部さん

まさかクリムトにインスパイアーされたん?

と余談は置いといて

本題の展示の感想です。

過去最大級の規模

クリムト没後100年を記念して、大規模展示を開催。今回の展示で貴重な油彩画25作品以上のものが海を渡ってきたんですって!

今回知って驚いたのが、愛知県がクリムトの作品を2点所蔵しているってこと。

1点は愛知県美術館が、もう1点は今回開催場所でもある豊田市美術館。

なんとも、世界のトヨタが何十億ものお金を援助して買ったんだってさぁ…トヨタ、スゴイ(^_^;)

一番感動したのはベートーヴェン・フリーズ

展示の中でも特に感動したのは、展示中盤で訪れる、「ベートーヴェン・フリーズ

複製したものなのに、存在感、圧倒…。そして、ガイドをつけていたのが功を成して、第9がめちゃめちゃドンピシャタイミングで流れる…

あ、泣くわこれ

と、思わずなったよねぇ・・・

ストーリーが全長34メートルに描かれてて、一部にクリムト自身のことも投影しているらしい。

詳しくは、クリムト展の公式ホームページに掲載されています。

日本の影響を受けるクリムト

今回、日本とクリムトという視点もあてられていて、クリムトが描く作風にいくつか日本から受けた影響があることを知りました。

たとえば、着物のような柄や整列された幾何学模様。尾形光琳の「紅白梅図屏風」など。

クリムトと日本が繋がっていたことを知って少し嬉しくなりました。

やっぱり芸術って影響して影響されてさらにいいものが出来上がるんだよなーって改めて思いました。

額の重要さに気づく

今まで美術館に行く機会は多かったはずなのに、クリムト展に行って気付かされたのが、額の重要性。

ほんとにドラマでいうバイプレイヤー。松重豊、小手伸也、ムロツヨシ、生瀬利久で枠固めました的な。主役=絵が引き立たない。

作品ひとつひとつにしっかりと溶け込む額。いや、作品が額に溶け込んでるのかもしれない。

実際、彫金を学んでいた弟に制作依頼をしたものもあるみたいで、装飾性が高くて感動したなぁ。

最後に

会場の駐車場入る前から渋滞してて、チケットカウンターもあれ?ディズニーランドのチケットカウンターかな?って錯覚するぐらい並んでいて、クリムト、ナメてたと反省しました。

展示室内もそれはそれは混雑してて、摺り足でゆっくーり観覧(笑)おかげで細部まで隅々クリムトを堪能できたからよかったんだけども(笑)

日頃から影響を受けやすいタイプですが、久々に心を動かされたというか心を奪われた。そんな気持ちにさせてくれました。

クリムト展の販促ポスターの「ユディト」を見て、沢田研二にしか見えないと思ってた鑑賞前。すみません。鑑賞後も変わらずジュリーでした。

強かさの中に哀愁があって感銘した作品のひとつです。

日本初公開作品の「女三世代」も女の一生を一枚のキャンバスに率直に描かれて、人生の全盛期と死を迎える恐怖を、目の当たりにしたな…

2019年最高の芸術の秋でした!

いつか本物の接吻とベートーヴェンフリーズをこの目で観たい!また新たな夢ができたぞー!!!

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